リテールコミュニケーションサービス「レックスタッチ」が教える、「絶対効果のキラートーク」すぐ使えるワンフレーズを紹介していきます。インプットしたらぜひ実行!ぜひ試してみてくださいね。
絶対効果のキラートーク その④
クローゼットを開けるのがアガる服
「クローゼットを開けるのが楽しくなりますよ」
お客様は、いつも新しいトレンドに関心を持っています。雑誌の情報、友達のアドバイスなどを頭にいれて、ウィンドをチェックしています。
着慣れたスタイルの服を買い足すのとは違い、すこし慎重になることも多いようです。試着をして、購買を決めるまでに、迷うことがあります。
売上をあげたいスタッフは、商品のセールスポイントを熱く語り、お客様の迷いを消そうと必死になります。
これはあまり効果がありません。
商品については、好感をもっています。欲しいという思いがあります。それでも、ちょっと不安がある。それが迷いです。
「差し支えなければ、迷われている理由をお聞かせいただけますか?」と、気持ちを決めきれない訳をストレートに尋ねるのも悪くはないと思います。
ただ、このアプローチですと、結局、お客様の迷いを消す言葉が必要になります。
この部分をショートカットして、お客様の背中を押してしまう言葉があります。
「クローゼットを開けるのが楽しくなりますよ」
新しい服を買い求め、クローゼットに並べます。毎朝、開けるたびに、目に入るはず。そのワンシーンの気分を伝えます。
出かける前にテンションをあげるイメージを描きます。気持ちを前に押すフレーズです。
書き手:藤永幸一
20年のアパレル体験で痛感したこと=仕事の悩みは、本当のところ、「人間関係」。2000年に、「レックス」を設立。「仕事を楽しむスキル」を学んで、「元気な現場」をつくるサポートをスタート。