SBSグループ(東京)はECプラットフォームサービス「EC物流お任せくん」を、フューチャーアーキテクト(東京)が提供するクラウド型在庫情報共有システム「オムニバスコア」と標準連携する。サービス提供開始は24年2月を予定し、アパレル企業を主な対象にOMO(オンラインとオフラインの融合)を加速させる狙いだ。
このシステム連携によって、企業は店舗・オンライン在庫を倉庫の一つとして管理し、在庫の最適化とIT構成のシンプル化を推進できる。
また、従来の店舗在庫配分や基幹システムを上位概念に置いた在庫反映を変え、最も在庫量が多い物流倉庫の在庫変動を各販売在庫にいち早く反映し機会ロスを低減させることが可能になる。さらに、モール配送拠点やアパレル店舗などを結ぶデリバリーの異業種・同業種共配化によるあらゆるチャネルでの最安モード選択を可能にする。
連携により、倉庫・物流側と直接データがつながり、企業はより多くのデータを素早く取得でき、在庫の移動効率や顧客ニーズに適した配置転換などの施策や改善の実行につなげる。OMOを次のステージに進めたいアパレル企業に必要なサービスを提供する。