「ファッション意識調査」では、好きなブランドで「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が2年連続で1位。よく買うブランドでは「ザラ」が21年以来の1位を獲得した。よく買う場所、よく買う店では「古着店」が得票を増やし、ネット販売系の順位が上がるなど、若者の価格志向の強まりとネット購入の一般化を示す結果となった。回答者数は全国1184人(男性273、女性906、不明5)。
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「好きなブランド」は、順位の入れ替わりが目立つなか、ヴィヴィアン・ウエストウッドが前年に続き首位の座を確保。2位は前年4位に急浮上した「ディーゼル」で、今年も順位を上げて初のトップ3入り。3位は20年から3年連続1位だったザラで、大幅に票を伸ばし前年の9位から上昇した。同票で4位に入ったのは、前年2位の「コムデギャルソン」と、26位から急浮上した「バレンシアガ」。
10位圏外からの浮上組も多い。6位「アクシーズファム」は久々、7位「リック・オウエンス」は初のトップ10入り。マークスタイラーは7位「メリージェニー」、9位「ジュエティ」の二つが10位内に入った。11位以下では13位「ジーナシス」、15位「アディダス」が大幅に順位を上げた。
「尊敬するデザイナー」は、1位川久保玲、2位山本耀司で昨年と同順。2強に続く3位と4位は昨年と入れ替わり、前年4位のココ・シャネルが3位に。4位は前年3位のヴィヴィアン・ウエストウッドで、常連組が上位を固めた。