誠友社 自販機の小さな専門店「パンタグラフ」広がる 〝非接触型〟に可能性

2022/03/03 06:30 更新有料会員限定


小スペースで広告も兼ねる京急線横浜駅の「パンタグラフ」1号店

 販売ツール制作・施工などの誠友社(横浜市)は、自動販売機を店舗とする小さな専門店「パンタグラフ」をコロナ下で開始、順調に滑り出している。青木良友社長は「非接触型の自販機は場所やアイテムなど、これまでにないことができる可能性がある」として、さらに拡充する考えだ。駅のホームや商業施設内で展開し、今後は公共施設や街、ショップとの取り組みも検討している。「立地とアイテムをマッチングし、新しい話題性や活性化策を打ち出していく」という。

(古川伸広)

 店舗は現在、4カ所。1月には関西で初めて大阪メトロ・四つ橋線西梅田駅にオープンした。設置したのは除菌ウェットシートなどの「ライオン」、レースタオルハンカチなどの「近沢レース店」、ビスケットやチョコレートなどの「ちょこっと食べて屋」の3台。日常的に使える商品を中心に揃えた。ライオンは、通勤・通学など様々な場面で気軽に利用できる場所で新しい試みをしたかったという。アトレ吉祥寺店ではブルーミング中西の「アツコマタノ」自販機や、アトレ川崎店ではキャシー中島さんが手掛ける「キャシーマム」との協業でハワイの空間を演出している。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事