現役キャスター監修の新ブランド登場

2016/01/18 06:00 更新


 プロデュース業などを手掛ける當銀屋(東京)と女性アナウンサーが数多く所属する芸能事務所セント・フォース(東京)が、共同でアパレル事業を立ち上げた。現役キャスターが監修する婦人服を開発。キャスター自ら〝キャスターファッション〟を発信し、国内ではまずECを中心に販売する。今後はヘアケア用品などアイテムの幅を広げるとともに、韓国や中国へも販路を拡大する。

 

 

キャスター自ら発信

セフロン1
ECサイトのモデルもセント・フォース所属の現役キャスターが務める

 

 ブランド名は「セ・フロン」。昨年12月、ECサイトを立ち上げ、販売を開始した。當銀屋の小野澤典泰代表は大手テレビ通販の出身で、前職では大人の女性のためのラグジュアリーなコレクションを手掛けてきた。その経験から「キャスターは、ヒットのためのキーワードになる」とアイデアが浮かんだという。

 狙うのは30代の女性。ただ、キャスターは学生や多くの女性にとって憧れの存在であり、好印象を持つ男性が多いことから「幅広い層に訴求できる」とし、「多くの人にアピールできれば、それだけ商機もある」とみる。

 

セフロン2
キャスターらしい「清潔感と品の良さ」が売り。オンオフで着回せるアイテムを揃える

 

 テレビなどを通してキャスターのオンの姿を見ることは多いが、オフスタイルを目にする機会は少ない。ECサイトではセント・フォースに所属する現役キャスターがモデルを務めるほか、SNS(交流サイト)を通じてセ・フロンを取り入れたオフスタイルを紹介し、キャスター自ら「リアリティーのあるキャスターファッション」を発信する。

続きは繊研新聞で

 

 



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