グラフィックデザイナー、セキユリヲさんが率いるサルビア(東京)は、6月2日から、オリジナルのインナーや靴下を販売する巡回展「しめつけない生活展」を実施する。卸し先の雑貨屋や本屋など全国6店で開く。
強い日差しや汗のベタベタなどの不快感は、筋肉が緊張して疲れの原因になるとして、締め付けないものを身に着けることで夏のストレス対策を訴求する。
東京・代官山のガーゼ服と雑貨の専門店「ao」(アオ)と作った「おうちトップス」(7400円)「おうちぱんつ」(3700円)は、スーピマコットンで編んだ二重の天じくガーゼを使用した。
新潟の「くつした工房」と作ったゴムを使わない「ふんわりくつした」は、10年以上のロングセラー商品で、履き心地だけでなく、カラフルな色使いと花や木の編み柄などで着こなしのアクセントに配慮している。
そのほか、関西の靴下職人と作ったローゲージの「ざっくり編みくつした」や、手捺染による「旅するハンカチーフ」を販売する。
巡回展は、山口県のセレクトショップ「ピアノ」を皮切りに、東京、山形、新潟、宮城、熊本で開く予定。
サルビアは「古き良きを新しく」をテーマに、日本各地の職人や工場と組んで商品を開発。靴下やハンカチなどを、全国の個店専門店に卸している。