次世代の新しいマーケットプレイスを作る――スニーカーやアパレルのフリーマーケットサイト「スニーカーダンク」(スニダン)を運営するSODAの内山雄太代表取締役は今後、東南アジアを出発点に世界に市場を広げ、場所を問わず、他国の物をストレスなく売買できるファッションにおけるCtoC(消費者間取引)市場の構築を目指す。既に英語版のアプリもリリース。シンガポールに物流拠点を設ける準備も進めている。
(杉江潤平)
スニダンは月間400万人以上が利用する国内最大級のスニーカーとハイブランドのフリマアプリ。個人取引の間でも真贋(しんがん)鑑定を行うことで偽造品の流通を防ぎ、安心・安全に取引できるプラットフォームを構築している。19年9月にスニーカーの売買からスタートし、急成長している。第3者割当増資による資金調達にも積極的で、ソフトバンクグループなどからこれまで100億円以上を調達した。