西武池袋本店は7月9日、大規模改装の第1弾として3階に化粧品売り場をオープンする。12月に開店予定の1階フレグランスと合わせて売り場面積が改装前に比べて1.4倍の1970平方メートルとなる。これまでにない売り場環境、ブランド揃え、商品・サービスで新たな体験価値を提供する。売り上げはオープン3年目で改装前の45%増を見込む。
(松浦治)
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目玉の一つはラグジュアリーブランドのコスメを集積したこと。新規に「ディオール」、「シャネル」(秋に開店)、「プラダ」「バーバリー」「グッチ」(8月下旬に開店)の五つのコスメブランドを導入し、既存ブランドと合わせて圧倒的なハイエンドゾーンを構築した。既存顧客だけでなく、新規導入ブランドをフックに20~30代の若年層や訪日外国人需要を取り込む狙いだ。