そごう・西武、顧客分類をアドバンスに設定

2016/03/08 05:53 更新


 そごう・西武は今春から、新大人服でグレード、感度を引き上げた自主編集売り場の開発に着手する。対象を50~60代を中心としたファッション上級者のアドバンスに顧客分類し、モデレートアッパー~ベターの中間価格帯を狙ったNBとの協業、海外買い付けの2軸で品揃えする。

 新たな編集売り場は「アドバンストモード」。写真集や映画が世界的に話題となったアドバンストスタイルから着想した。「ニューヨークのシニアマダムの自由で洗練された姿に若い世代を含めて共感が広がった。そのムーブメントを契機に、商品、売り場開発を点ではなく面として広げたい」(小倉直市商品部婦人服飾部チーフマーチャンダイザー)という。既存の品揃えでは満足できない高感度な大人の女性を対象に、モードを発信する。

 オリジナル商品は「モガ」「wb」「エポカ」「トゥービーシック」「デュアルヴュー」の5ブランドをはじめ、計10ブランドと協業する。1ブランド約5型で、50型の協業品を揃える。買い取りが基本だが、期間限定品などで消化仕入れを加える。3月の立ち上がりにはピンクをテーマにした鮮やかな発色の独自商品などを出す。

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