ソファや枕、カーテンが音を奏でたら生活空間や音楽体験はどう変わるのか。そんな実験的なインスタレーションが都内で開かれた。展示されたのは音が出る生地を使ったソファやテント、ラグ。産業技術総合研究所が開発した〝布スピーカー〟開発プロジェクトの成果発表会として行われ、「既存の衣服のあり方超える超ファッション進化論」として未来の可能性を探る試みとなった。
(中村善春)
タイトルは「サウンドファブリック・オーケストラ」で、ソファやラグ、クッション、椅子、カーテンがそれぞれ音を奏で、オーケストラのように空間の中で響き合うのをイメージして命名された。
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