国内スポーツメーカーはDtoC(メーカー直販)戦略の拡大に向け、自社ECの付加価値化や直営店の充実に取り組んでいる。4年目になるコロナ下で想像以上にEC化が進んだが、顧客やファンを増やすことで一層EC比率を高めたい考え。直営店は無理して拡大しないが、より体験型の店作りやコミュニケーションの場としてDtoC戦略の要に位置付ける。
(小田茂)
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アシックスは引き続き「直営店は欧米、日本では減少傾向、一方で中国や東南アジア、豪州、南米はまだ増やしていく」(廣田康人社長CEO=最高経営責任者=兼COO=最高執行責任者)計画だ。直営店は「色彩をはっきり」させ、例えば原宿は総合的な品揃え、丸の内はランニングに特化など立地によって中身を変えていく。
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