レディスブランドの「スターブリンク」(東京、森下賢樹代表)は8月23日、東京・原宿のラフォーレ原宿に1号店をオープンした。面積は約43平方メートル。
同ブランドは15年にスタートし、60年代の〝レトロフューチャー〟をテーマに企画している。ワンピースが主力で、ターゲット層は20代。元々はアトリエや展示会で見せて販売することがメインだったが、昨年から期間限定店の出店を始めた。空間を使ってブランドの雰囲気をしっかり見せ、接客の中で背景やカルチャーも伝えたいと考えたため。8月30日には東京・新宿のルミネエストにも出店した。
都内にアトリエがあるため、袖丈や着丈、肩幅などはお直しできる。同じデザインでも、その人に合わせた一着にできることが強みだ。お直しにかかる期間は1~2週間程度、料金はプラス5000円から。店頭の商品のうち2割程度はアトリエで制作している。
中心価格はワンピース1万2000~3万4000円、ブラウス9800~1万9000円。店舗限定の商品も企画した。
デザイナーのまえだなをこさんは「他の店にはなかなかないテイストの服だから、自分たちの発信で流行を作り出したい。今後は買いやすいアイテムも増やして裾野を広げていきたい」と話す。
出店にあたって、タレントの熊井友理奈さんをブランドのアンバサダーに起用した。14日には協業のワンピースも販売する。