スタートトゥデイ前澤社長 月周回のプロジェクト発表

2018/09/18 13:26 更新


 スタートトゥデイの前澤友作社長は日本時間の18日、個人的事業として、民間人初の月周回計画で宇宙を舞台にしたアートプロジェクト「#dearMoon」を始動することを、米国カリフォルニア州ホーソーンの宇宙開発企業のスペースエクスプロレイション・テクノリジーズ(スペースエックス)で発表した。

 同アートプロジェクトは、最大8人の世界的アーティストをスペースエックスの超大型ロケット「BFR」での月周回に招待して、1週間かけて月と地球を周回飛行し、インスピレーションを元に作品を創作してもらうというもの。前澤氏の「月と地球からインスピレーションを受けたアーティストが生み出す作品を、人類の財産として後世に残したい」という思いで、「人類のためのプロジェクト」とする。

 スケジュールは、今年に搭乗メンバー選考を開始し、1~2年後にメンバー確定。その後訓練と準備期間を経て、23年に月周回への打ち上げを計画する。前澤氏もホスト・キュレーターとして月周回に参加予定。前澤氏の個人的なプロジェクトとなるが、スタートトゥデイ事業へは引き続き強く携わり、事業への影響はないとする。



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