高島屋新宿店 2度目のプロレスイベント 新規客開拓にも効果

2024/06/06 06:27 更新


白熱した試合は場外乱闘にも発展した

 高島屋新宿店は6月1日、1階JR口特設会場でDDTプロレスリングとの協業イベントを開いた。昨年に続いて2回目。3部制で試合をし、リング体験やトークショーも行った。

 DDTプロレスリングが新宿を本拠地としていることがきっかけだ。増井大輔高島屋新宿店店長は、「コロナ禍が終息に向かった昨年、新宿を盛り上げたいという気持ちでスタートした。業界内外から反響が大きく、風物詩にしていきたい」という。

「新宿の風物詩にしていきたい」と話す増井大輔高島屋新宿店店長(中央)

 事前予約の観覧スペースは全て埋まり、当日受付の客も多く集まった。場外乱闘でプロレスラーが店内になだれ込む一幕もあり、買い物客を盛り上げた。

 「プロレスファンからの感謝の声も多く届いた。新規客の開拓につながっている」と企画を担当した徳村梓高島屋新宿店企画宣伝部課長。

百貨店でプロレスという珍しさはSNSでも話題になった

 DDTプロレスリングを運営するサイバーファイトの副社長でプロレスラーの高木三四郎さんは「普段プロレスを見ない層にも気軽に見てもらえるイベント。DDTは女性客が多く、高島屋の客層とも合うはず。相互送客が期待できる。また開催できれば」と話した。

高木三四郎サイバーファイト副社長


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