「タオ」26~27年秋冬 円形カットの甘さに粗野なタッチを重ねて

2026/03/30 07:58 更新NEW!


 「タオ」(栗原たお)はこのほど、東京・南青山のコムデギャルソン本社でフロアショーを開いた。26年秋冬はタオらしいガーリーなムードと粗野な雰囲気が混ざり合うコレクション。パステルトーンの優しい色の重なり、それと対を成す毛足のある素材で見せる。

 ブルーやピンクのギンガムチェックを、円形にカットして重ねながらふわふわとしたフォルムのトップに仕立てる。その端を飾るスカラップのような円形のモチーフが、フェミニンな雰囲気をプラスする。Aラインのジャケットもスカラップヘムで柔らかな印象。フレアに広がるドレスは膝元でスカラップを飾り、そこから絞り込んでバレルラインを作る。

タオ

 黒やグレーのジャケット、縮絨(しゅくじゅう)のようなタッチのジャケットもギンガムチェックスカートとの組み合わせ。柔らかなドット柄に重なるオーガンディの優しい雰囲気の一方で、フェイクシアリングやラムファー風の毛足のある素材のパーツが強さを加えていく。引っかいたようなブランケットタッチのケープレットも、ちょっと粗野なタッチで甘さのアクセントとなる。ここ数シーズンに比べると、秋冬は丸みを生かしてスウィートな方向へとシフトした。

タオ

(小笠原拓郎)



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