3月15~31日(コア期間は3月18~27日)、ファッションとアートのイベント「東京クリエイティブサロン(TCS)2022」が開かれる。主催は東京クリエイティブサロン実行委員会(日本アパレル・ファッション産業協会=JAFIC)。丸の内、銀座、原宿、渋谷、日本橋の五つのエリアを結び、東京のクリエイションを発信する。
「東京をパリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンに続くファッション都市として位置付けたい。すでに引退した身だが、少しでも業界の力になれば」。日本アパレル・ファッション産業協会の理事長を長く務め、TCS統括実行委員長でもある廣内武氏の思いが開催のきっかけとなった。モデルとしたのは「ミラノサローネ(ミラノデザインウィーク)」。TCSは五つのエリアそれぞれの実行委員会がイベントを行う。「クリエイションがモノになり、コトになり、人々が心浮き立つ。そして経済も活性化していく」
3回目となる今年は、プロジェクト協働プロデューサーにクリエイティブディレクターの齋藤精一氏(パノラマティクス主宰)を迎えた。ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクターや六本木アートナイトでメディアアートディレクターなどを務めてきた実績があり、より一体感を高めたイベントになる。廣内氏と齋藤氏に、今年のTCSを語ってもらった。
東京の可能性を発信
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