NASA(米航空宇宙局)が、ドイツで開かれた繊維の見本市テクテキスタイルで講演した。テーマは「宇宙探査のための高性能繊維」。月や火星といった宇宙探査のミッション成功を確実にするための高性能繊維についてスピーチした。講演会場には立ち見客が出るほど高い関心が集まった。
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人類を火星に送り込む
登壇者はNASA本部火星探査計画室で宇宙服の開発を含め、乗組員の健康とパフォーマンスに関わる担当責任者を務めるジェーン・ゲンスラー氏と、NASAジョンソン宇宙センターで繊維材料の担当責任者を務めるウェンディ・ガオ氏。
ゲンスラー氏は冒頭、米国が主導する月探査プログラム「アルテミス計画」に触れた。NASAが「科学的発見と経済的な利益のために、継続的な月探査を通して、最終的には人類を火星に送り込むことを目指している」と説明。探査内容の一つとして地表の分析を挙げ、「どのような資源が豊富に存在するのか把握し、地球の資源依存度をどの程度減らすことができるか見極めたい」と狙いを語った。
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