中国を中心にOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業を集めた商談会「ザ・メーカーズ・アパレルショー」が都内で開かれ、約100社が出展した。小ロット・短納期を得意とするメーカーや、多様な機能性素材を使った製品が提案された。米中貿易摩擦など懸念要素が払拭(ふっしょく)されないなか「リスクヘッジとして取引先の多角化を図る。日本での取引を広げたい」とする企業もある。
(北川民夫)
前年比48%増で推移
レディスアパレルでオールアイテムの生産を担う東莞集久志貿易は「1~9月の売上高が前年同期比48%増で推移した」と好調だ。日本向けを主力に有力SPA(製造小売業)ブランドのカジュアルからエレガントラインまで幅広く対応。中国の自社工場を中心に、東莞エリアの協力工場を組織して「30着からの小ロット生産も受注する」対応力で差別化する。
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