《繊維トップに聞く》東海染工社長 鷲裕一氏 一層の省エネ、効率生産に注力

2023/09/21 12:00 更新有料会員限定


鷲裕一東海染工社長

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原燃料上昇が収益圧迫

 ――足元の状況は。

 原燃料など製造コストの上昇を吸収できず、増収も減益となりました。上期の稼働自体は比較的順調ですが、小ロット化、短納期化が進んでおり、より効率を上げて生産する必要があります。生産の振り替えなどで新しいものに取り組む機会も増えています。最近ではエネルギーコストが大幅に上がってきました。いい勉強の機会と捉え、省エネに向けた研究に一層力を入れていきます。

 ――分野別では。

 織物とニットでは、織物が増えつつあります。プリントも堅調で、インクジェットプリントは主力が1台ということもあり、順調に稼働しています。

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