東京ニットファッション工業組合(TKF)は、20年1月に伊フィレンツェで開かれるピッティ・イマージネ・ウオモで、墨田区を中心に活動するニットメーカーによる「トウキョウ・ニット」とデザイナー森永邦彦の手掛ける「アンリアレイジ」の協業カプセルコレクションを発表する。
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トウキョウ・ニットは「技術のブランド化」をテーマに、墨田区本所を中心とするニットメーカーによる次世代に向けた新しい物作りのプラットフォーム。「東京にしか創れないニットを世界に発信する」を目的に活動している。TKFは17年度から東京都特別支援「チャンスをつかもう2020プロジェクト」を得て、トウキョウ・ニットのブランドを構築。品質と技術を保証するブランド認証制度を導入するなど、ニット産地としての東京の付加価値向上に取り組んできた。
ピッティ・ウオモでは、協業カプセルコレクションを九つ展示する。トウキョウ・ニットのこだわりと、デザイナーの森永の創造力を融合させて見せる。そのほかトウキョウ・ニットの品質と技術に焦点を当てて、TKFに所属する17社によるパーカや長袖Tシャツなど22点も披露する。
