26年春夏デザイナーコレクションで目立ったのは、80年代をほうふつとさせる強くて自信にあふれた女性像だ。大きなショルダーライン、逆三角形のシルエットなど、肩にポイントを置いたデザインで力強さを表現している。鮮やかなカラーパレットも新鮮だ。
(青木規子)
【関連記事】26年春夏トレンド解説 ②マスキュリン&フェミニン 柔らかくもシャープなスタイル
逆三角形のシルエットは、女性が本格的に社会進出した80年代に一世を風靡(ふうび)した。男性と同じように肩を強調した服を着て、たくましく社会で戦う女性。当時はそんなイメージが強かった。
26年春夏は、そういった力強さを前面に出しながら、柔らかな素材やきれいな色柄を組み合わせて、しなやかな雰囲気に仕上げている。

大きな肩でパワフルに
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!
