トリプルアローズ アパレルならではのリゾート事業

2020/11/27 06:29 更新有料会員限定


7月に奄美大島に開いたホテル「イゾラヴィラ」

 婦人服などの企画販売、トリプルアローズ(神戸市、殿山新太郎社長)はアパレルの企画、販売力を生かして離島を主な対象とするリゾート事業に力を入れている。昨年から1日に1組限定のホテルを次々開業し、来年はグランピング施設の開業も複数予定する。アパレルとリゾートを組み合わせた新しいセレクトショップも今年からスタートさせた。アパレルだけでは雇用継続も難しくなる可能性があるとして、働く場所を確保する狙いがある。

(古川富雄)

コロナが背中押す

 同社は全国の百貨店での催事販売が主力。百貨店が4、5月臨時休業するなど、コロナ禍の影響を大きく受けた。リゾート事業はコロナ前から考えていた。2年前の社員旅行で滋賀県のグランピング施設に行った時、殿山社長が「キャンプファイヤーを囲んで、将来はうちも(リゾートを)やるぞ」と話したのがきっかけ。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事