トリンプ・インターナショナル・ジャパンは、ブラジャーの新カテゴリーとして〝ハイブリッド・ブラ〟の発信を強める。都内で4月3日に開いた記者発表会でアンドリュー・ブバラ社長は「ブラジャー市場は商品が多様化し戦国時代。新時代へ導くブラジャーの新しい選択肢として提案する」と話した。発表会にはブランドアンバサダーの菜々緒さんも登壇し、商品の魅力を語った。
トリンプが開発した「コンフォートワイヤー」を採用したブラをハイブリッド・ブラとする。一般的なワイヤより柔らかい金属を使い、より細く薄く成形したワイヤで、ワイヤブラのシルエットメイクとノンワイヤブラの快適性を両立させた。

23年に優しい着け心地を特徴とした「癒しのブラ」の発売を皮切りに、採用商品を拡充している。今年3月に安定感を高めた「秘めわざ」の販売を開始し、4月には涼感機能を付与した「ブラクール」を投入する。

ハイブリッド・ブラ強化の背景にはブラジャー市場の変化がある。同社によると、16年に枚数ベースで56%を占めていたワイヤブラは24年に35%に低下し、代わってノンワイヤブラが65%に増えた。昨年12月に調査したブラジャーの購入時に重視するポイントでは、着け心地の良さが圧倒的に多いが、デザイン性、シルエットの美しさも上位に入り、「着け心地が一番大事だが、シルエットも諦めたくないという傾向」(柏﨑泰秀執行役員ヘッドオブブランド)が確認できた。
ブバラ社長は「売り上げを伸ばしたい思いもあるが、何よりも停滞する市場に新しい話題を提供することが必要」とし、市場を盛り上げる一助としても期待をかける。