東京・渋谷区富ヶ谷に本店があるカルトゆかたブランド「月影屋」が今年14年目を迎え波に乗る。15年コレクションはピンナップガールからインスパイアされた「オネーチャン」や、一見スポーティーなナンバーに見えるが実は肉を表す「29」、そして色々と連想させるカプセルと注射の「クスリ」と、今年もウイットに富んだ絵柄を出している。
ゆかただけでなく鯉口やステテコ、キッズも展開。そして転写プリントの帯では新作に合わせ、グラフィティーや生肉の柄が登場した。また幽霊をテーマにしたキッチュなキャンペーンビジュアルでは、デザイナーの重田なつきがそっくりといわれている歌手の故エイミー・ワインハウスに扮しているとともに、「スワロフスキー・クリスタル」をちりばめたトリビュート帯も作製した。恒例になっているラフォーレ原宿のエントランスだけでなく、夏を通し全国各地で期間限定ショップが予定されている。
(ライター・益井祐)