尾州のツィードランに200人

2015/11/10 06:29 更新


 毛織物産地、尾州でウール織物のツイードを着てサイクリングを楽しむ「ツィードランビシュウ2015」がこのほど、愛知県一宮市で約200人が参加して行われた。

 英国ロンドンで行われている「ツィードラン」の公認行事として、日本ではこれまで東京と名古屋で開かれてきた。今回は名古屋での開催を国内の主要ツイード生産地である尾州産地の一宮市に替えた。

 サイクリングは藤井整絨、葛利毛織などの産地メーカー、毛織物産地・尾州の歴史資料をそろえた尾西歴史民俗資料館などで休憩・工場見学を行い、約20㌔のサイクリングを楽しんだ。

 栗野宏文ツィードラン実行委員長(ユナイテッドアローズ上級顧問)は、「都会の街中を走るこれまでのツィードランとは違ったウール産地での〝大人の社会見学〟も行えた」と語った。

ツィードランビシュウ2015の参加者



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