ウルトラシック、ポップなデザイン

2016/08/25 06:17 更新


 レディスインポート卸、サン・フレール(大阪)が販売する伊ブランド「ウルトラシック」が、ユニークなデザインとバイヤーのニーズに応える柔軟な別注対応で、市場拡大を目指している。

 17年春夏向けのテーマは「ミラノの街」。鮮やかな色彩で、〝街〟を構成する様々なものをユニークに表現する。列車や地図のモチーフ、フラワーとフルーツ、楽器と音符、冠をかぶったカエルなどポップなイメージの柄をプリントやジャカード織りで描いている。ニットアイテムから昼夜を問わず着用できるドレスやパンツ、ジャケット、ブラウスなどトータルで販売する。

 生地はオリジナルが中心。バイヤーに気に入った生地を指定してもらい、幅広いアイテムで別注企画に応じる。例えばジャケットで使った生地をコート向けに使用するなど、バイヤーの要望があれば小ロットから応えていく。

 価格帯はジャケットが9万3000~13万6000円、パンツ3万9000~13万6000円、スカート3万9000~18万円、ドレス6万6000~13万5000円、ブラウス3万9000円~11万円など。

 同ブランドは16年春夏向けから日本での販売をスタート。クリエイティブディレクター、ディエゴ・ドッソラ氏は「ウルトラシックはアーティスティックでロマンティックなイメージで、ロックのテイストも備えている。明確なブランドイメージを高品質な生地をベースに表現する」と話す。有力専門店を主力に市場を広げている。

17年春夏向けのテーマは「ミラノの街」



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