「アンダーアーマー」の日本総代理店であるドームは7日、契約選手でNBAの人気プレーヤー、ステファン・カリーと共同製作したバスケットボールシューズ「UAカリー2」を発売する。両者がシューズ開発で協業するのは2例目だが、前回モデルは米国のみでの販売だったため、同シリーズの日本での取り扱いは初。販売は吉祥寺、心斎橋、渋谷、札幌、名古屋、原宿にある直営店「UAブランドハウス」の6店舗と、公式オンラインストア(午前11時から)。
UAカリー2は、強い衝撃には力強く、弱い衝撃には優しく受け止める独自のクッショニングシステムをミッドソール全面に搭載している。アッパーには、アパレル生産の一体成型技術を応用し、足に吸い付くようなフィット感と軽さ、通気性を実現する独自テクノロジーを採用した。4色展開で2万円。
発売直前の4日には、ブランド創設者で本国会長のケビン・プランクやカリー選手を招いた大規模な発表イベントを都内で開催した。会場内にバスケコートを作り、カリーが19歳以下の日本代表候補選手向けに指導したり、普段行う練習の一部を披露するなど、「本場のバスケの魅力」(安田秀一ドーム社長)を伝える内容となった。カリーは直近の14~15年シーズンで初のMVPに輝き、チームを40年ぶりの王座に導いた選手。そのため、当日は多数のファンが詰めかけた。