オンライン、オフラインの顧客行動データをつなぎ、各店と館でシェアしあう。それが今後「小売りやブランドビジネスがサービス設計する上で不可欠になる」と話す。アップボンドは、その地ならしとなるMA(マーケティングオートメーション)ツールやCRM(顧客管理)システムを大丸松坂屋百貨店の「明日見世」や、ジュエリーの「4℃」などに提供している。
(中村維)
高校時代に閉塞(へいそく)感を感じて、18歳で渡米しました。訪れた西海岸で逆に驚いたのが、中国経済の爆発的な伸び。中国人の友人の多くが高級車を乗り回しているのを見て、これからは中国だと。それで大学を中退して上海に行き、11年に起業しました。理系だったのでホームページ作成事業から始め、デジタル広告事業などでグローバル企業、日系企業含め様々な会社とのご縁で、成長することができました。