秋物のアウターに期待する。フェイクファーやキルティングのブルゾン、ツイードジャケットなどを推す。早くもボアベストが好調な店もある。受注会で一枚仕立てのウールコートも反応が良かったという。一部で、ニットアイテムやオケージョン服を強化する店もある。店頭では、4年ぶりの行動制限がない夏を迎え、旅行で予算を多く使ってしまい、服を買い控える客が見られて秋物の動きが鈍いとの声も聞かれた。接客でいかに購買を促せるかが課題となりそうだ。(価格はすべて税込み)
ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店
ニットが充実
9月1日に23~24年秋冬物が本格的に立ち上がった。月の前半はトラッド、後半はミニマルと、今季ブランドが薦めたい二つのスタイルを提案する。アイテムではニットやボトムなどを中心に力を入れる。ニットは上質なウール糸を使用したベーシックなカーディガンやプルオーバーなどに注目。これらをシンプルな白のインナーやセットアップのスカートと合わせるのが気分だ。ほか、鮮やかな赤やグリーン、クリームイエローのニットトップも推す。アウターは「マイホワイト」のフェイクファーのブルゾンがイチ押し。ほか、ビッグジャケット型の羽織りの新作も出る。