売り場観測・百貨店9月、ファーがヒット

2016/09/30 06:21 更新


 百貨店自主編集売り場の9月商戦は、多くが増収した。ヒットしたアイテムで目立つのはファー。バッグやサンダルから始まり、月後半からはコートやカーディガン、ジャケットなどでもファー付きが売れている。スカートがプリーツを中心に伸ばしたほか、定番を中心にコートの先買いが堅調に推移している。(価格は税込み)

阪急うめだ本店「D・ラボ」


 7月から店頭に出した秋物プロパー品が8、9月と順調に売れている。8月24日から1週間販売したウエストゴム専門のデザインパンツ「ナンバーエム」が良く売れた。また、売り場の核として8月24日に導入した「ミューラル」が好調。

  特にカラーファーの反応が良く、手ごろな価格でトレンドを楽しめるのが支持されている。ファーは全体的にトレンドになっており、スタイリングはアンバランス、コラージュ、毒々しい色の組み合わせがキーワードに。注目ブランドとして、ストリートクチュールの「コシェ」を推している。

阪急①ミューラルファーコート
「ミューラル」のフェイクファーコート(7万3400円)、「タロウ・ホリウチ」のスカート(3万6720円)、「ルールロジェット」のブラウス(同)
阪急②コシェ
「コシェ」のパッチワークTシャツ(3万3000円)とベルベットのパンツ(5万8000円)

続きは繊研新聞で



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事