店舗スタッフDX(デジタルトランスフォーメーション)アプリ「スタッフスタート」を運営するバニッシュ・スタンダード(東京、小野里寧晃社長)が行う「スタッフオブザイヤー2024」。店舗スタッフの日本一を目指した上位4人が選出された。
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最終審査は、客役を交互に接客するバトル方式のロールプレイングとスピーチで競った。会場の審査員、ユーチューブライブで視聴した一般消費者などの投票で順位を決めた。
グランプリは、ユナイテッドアローズの「グリーンレーベルリラクシング」自由が丘店の栗本(Kurimoto)さん。2位に「ビームス」新宿のSUDOさん、3位に「アンタイトル」名古屋名鉄のYuKaRiさん、4位に「トゥモローランド」札幌ステラプレイス店のDaijoさんが続いた。
小野里社長は「店舗の仲間が一丸となってファイナリストを支えたから実現した大会。人気販売員に憧れた人が、また新たな仲間になる循環で、販売職の人手不足や離職率の高さの課題は解決できるはず」と語った。
接客深める可能性
栗本さんの話
店長業務をしながらのエントリーは大変だった。ただ、ウェブを介した接客や顧客作りには、さらに深く広くお客様とつながれる可能性を感じた。販売職はお客様の人生を豊かにする手助けができる仕事。自分たちが魅力的な接客をすることで、「こんな仕事をしてみたい」と感じてくれる人も増やせると考えている。