20~30代向けレディスブランドの18年夏物は、都会的なリゾートスタイルに注目だ。しばらく単品コーディネートの流れが続いていたが、丈の長いワンピースが増えている。
(石井久美子)
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「レディアゼル」(バーンデストローズジャパンリミテッド)は春物でも人気のパッチワークデザインを推す。ハイネックがレトロなノースリーブワンピースは、種類の異なるチェックを組み合わせた。1万3000円。
「ノエラ」(ヒロタ)のフルーツ柄のワンピースやスカートは、ポップになりすぎないよう女性らしい図柄にした。ワンピース1万9000円。
「リランドチュール」(アルページュ)はイエローやブルーなどのきれいな色を軸に、麻混やレースの大人っぽいワンピースを提案する。2万円前後。
「ドロシーズ」(IBFM)は小さいドット柄シフォンのティアードワンピースを作った。1万8000円。ウエストのシャーリングがポイント。
「シュープリームララ」(ダイアナ)は肩見せの商品を充実。レースのオフショルダーワンピースはオフ白、ピンクとトレンドのミントで企画した。1万8000円。
夏物の全体傾向では、多色のチェック、ドット、リネン、デニム、ニット、シャーリング、レースアップが目立った。色はパープルのバリエーション、レッド、オレンジ、イエロー、グリーンなど。カラー物が多い中、あえてモノトーンのコーディネートを打ち出すブランドもある。
アイテムはワンピースのほかに、縦長シルエットのスカート、カラーのリブニットトップ、オフショルダーブラウス、ワンショルダーブラウス、テーラードジャケット、ロゴTシャツ、PVC(ポリ塩化ビニル)の小物などが充実している。