ワークマンは2月22日から、ウェブ注文に特化した商品の本格販売を開始する。標準店の売り場面積は330平方メートルで、店頭で全ての製品を見せるには制約があるため、キャンプ用品など店頭で陳列しにくい大型の商品や、端サイズのウェアを中心に、ウェブ注文専用品として販売する。受注後に本部の倉庫から実店舗に出荷し、店舗で受け取る方式。初年度は、キャンプ用品で40億円、品揃えを広げ、5年後にはウェブ注文専用品で200億円規模の売り上げを目指す。
(河邑陽子)
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ウェブ注文専用品の主力となるキャンプ用品は今春夏、PBと一部OEM(相手先ブランドによる生産)で130品目を販売する。同社の既存客のキャンプ初心者を主対象に、耐久撥水(はっすい)加工などアウトドアウェアと同じ素材や、独自開発の高機能素材を使ったキャンプ用品を企画した。