ワークマンは「#ワークマン女子」業態で今秋、地方を中心に路面店11店を出し、全店で開店後1週間の売り上げが同社の平均を上回るなど好調だ。女子業態は4年前から出店を始め、SC内の直営店主体に全国で店舗網を拡大。今秋からは「人口の少ない地方でも、SC内に劣らない売り上げを確保できる」と、FCの地方路面店の出店を本格化。7、8年後に400店を目指し、地方路面店を主軸に出店を加速する。
(河邑陽子)
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同社はFC契約の地方路面店を軸に出店を拡大してきたが、作業服・用品を扱わない一般客向けの女子業態は大都市の大型SC内への出店を先行。横浜の桜木町、東京の銀座、池袋、大阪のなんば、天王寺と、名古屋、京都、福岡、札幌などのSC内に「広告塔となる直営店を出店し、狙い通り全国区の業態として認知が広まった」と判断。今秋から男性向けを含む大人向けのカジュアルを強化し、おしゃれで高機能低価格な日常着と靴や雑貨が揃う店として、地方路面店の本格出店を開始した。