《国産ヤーンの新ステージ㊤》長い夏に向け開発進む

2025/03/13 13:00 更新有料会員限定NEW!


 国産ヤーンが新たなステージに進み出した。中国など海外からの素材・製品輸入が主力になり、供給基盤が細り、国内ヤーン企業は厳しい経営環境にある。それでも残った企業は基盤を補う生産体制を組むほか、競争力のある高付加価値ヤーンを生み出す技術や開発力を有している。生き残りのキーワードは顧客対応、汎用性、海外など他にはない素材の提案だ。

新たなシーズンMD

 顧客対応の一つはシーズン変化への対応だ。地球温暖化によって夏が長期化しており、従来型の素材では顧客のMDに対応できない。そこで長い夏に対応したヤーンの開発が進んでいる。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定連載



この記事に関連する記事