半年に一度の恒例行事、ラフォーレ原宿のショッピングパーティーに異変があった。集まった顧客は、90年代の原宿ファッションを思わせる色とりどりのスタイル。街ではいまだにノームコア風スタイルが幅をきかせているが、それに飽きた客は徐々に個性的なファッションを求めるようになっているようだ。
「最近は、いい意味で『どうしたんだ?』っていうファッションの子がまた増えてきた」と、ストリートスナップ誌『フルーツ』のカメラマン。「上の世代はシンプルスタイルが根強いけど、10代や20歳前後は遊びのあるファッションをするようになっている」といい、ヤングファッションの潮目が変わりつつある。
個性派スタイルの客たちが集まっていたのが、4階に出店し、入り口スペースでポップアップイベントも開いていた「M.Y.O.B」だ。同店は「売り上げも好調」(ラフォーレ原宿広報)という。