18年春夏は、「ジーユー」と「ウィゴー」がヤングレディスのスタイリングテーマの一つとして、〝ストリート〟を推している。ボーイッシュな着こなしが若い女性に広がるか注目だ。
（友森克樹）
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ジーユーは、デニムアイテムを軸とするジーニングスタイル商品のテーマを春夏を通してストリートにした。春は東京とロシアのカルチャーミックスをテーマに、カラーブロックのトップとトラックパンツやダークカラーのデニムパンツを合わせる現代的なストリートファッションを提案した。
初夏は「90年代ストリート×サーフ」をテーマに、白色に近くなるまでブリーチしたデニムウェアとスポーツウェアのミックススタイルを推す。蛍光色の小物などを取り入れるのがポイントだ。
夏物は90年代のスポーツチームのロゴやユニフォームから着想し、プリントロゴやストライプのアイテムを揃える。春夏物は590～4990円。
ウィゴーの18年春夏物もストリート軸の提案が目立つ。テーマの一つである「レトロスクール＆スポーツ」では、トラッド感のあるエンブレムワッペン付きジャケットやブルゾンに、トラックパンツを合わせるスポーツスタイルを推す。ロゴ入りのバゲットハットなどの小物を取り入れ、より懐かしい雰囲気を演出する。
もう一つのテーマ「ストリートスクールガール」では、ビッグシルエットのパーカ、長袖Tシャツなどのストリートアイテムを軸に、チェックスカートやチルデンニットなど、制服を連想させるアイテムをミックスしたスタイル。18年春夏の中心価格はトップ・ボトム1990～2990円、アウター3990～4990円。
