都内のヤング向けレディス専門店では今季、フェイクファーブルゾンが売れている。人気色はダークブラウン。毛足の長いボリューム感のあるアウターにミニ丈ボトムを合わせるスタイリングが好感触だ。
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「セーターよりアウターの動きが良い」と話すのはレトロガールルミネエスト店。同店のスタンドカラーフェイクファーブルゾンは税込み7698円と、比較的手頃な価格帯のため、他店と比較検討したうえで購入に至る客が多いという。エクリュとブラウン、グレーの3色を揃える。
ワンアフターアナザー・ナイスクラップルミネ池袋店でもショート丈のブルゾン(1万2100円)が売れ筋だ。襟や袖の一部にフェイクファーをあしらったロング丈のウールコート、ビジューを配したミドル丈コートも動いている。
スライルミネエスト店は取り外し可能なファーやボアの襟が付いたフェイクレザーブルゾン(2万2000円)が好調だ。他店の販売員が「ティックトック」で紹介した投稿が火付け役となり、先行受注会でも過去最高の受注数を記録した。店頭での販売も順調で、1月末までに計1万7000点の販売を計画している。
