地元茨城県の「いばらき大使」を務める声優・俳優の安達勇人氏は、東京の「ラフォーレ原宿」でゴールデンウィーク期間中に期間限定店を開いた。オリジナルのファッションブランド「AYH」が中心。キャンプやサウナなどアウトドア向けの新シリーズも前面に打ち出し、初日からファンが来店し堅調な売り上げだった。
【関連記事】いばらき大使を務める声優・俳優の安達勇人氏 地元に服屋やカフェを開設
期間限定店では、普段地元のショップやECで販売するAYHのウェアやグッズを揃えた。茨城県をモチーフにしたTシャツやパーカなど、グラフィック中心のカットソーアイテムのほか、明るい色柄のアロハシャツやデニムシャツ、МA-1やスタジャンなどのアウターも人気だった。自然栽培にこだわったオリジナルブランド米や、オリジナルコーヒーも販売した。地元で農業とエンターテインメントなどを一緒に体験できるプロジェクトも本格始動する。「活動拠点は茨城県だが、地元の良さをアピールできる情報発信のためには、今後も東京などに期間限定店を出したい」(安達代表)としている。
声優・俳優として15年の活動実績がある安達氏は、拠点となる茨城県笠間市に、カフェやファッションのショップを運営する。17年にファンクラブをベースに茨城活性化プロジェクト「アダチハウス」を立ち上げ、国内外でPR活動を開始した。同時期に茨城新聞親善大使、笠間特別観光大使に任命された。19年には自身が代表を務める会社、アダチハウスを設立。さらに自身がプロデュースするファッションブランド、AYHもスタート。21年2月には笠間市内にオリジナルブランドを中心にしたショップもオープンした。