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郊外型SCのグンゼタウンセンターつかしん(兵庫県尼崎市、運営はグンゼ開発)の24年度売上高は、前期比4.8%増の259億円となった。3期連続増収で、過去最高売上高の更新を1年前倒しで達成した。増えつつあるファミリ...
熊本・天草の縫製工場サトウ繊維 従業員確保に向け「完全週休二日制」導入へ
2025/06/25
スポーツアパレル主軸の縫製業、サトウ繊維(熊本県天草市)は10月から、「完全週休2日制」を導入する。繁閑差が大きい縫製企業で、しかも独立系工場としては珍しい。営業日数で15日間減り、売り上げは1000万円ほどの減...
ゴールドウイン、パタゴニアなどアウトドアメーカー各社 製品の長期使用を促す
2025/06/18
アウトドア用品メーカーが製品の長期使用を促す取り組みを強化している。ゴールドウインは製品修理後にクリーニングから保管までを請け負う新サービスを開始。パタゴニアは東京・京橋の直営店内で古着販売と防水シェルのメンテナ...
量販店向けレディスアパレルメーカー 店頭に停滞感、秋物の投入後ろ倒しに懸念
2025/06/19
量販店向けレディスアパレルメーカーの25年秋冬・26年春商戦は各社おおむね前年並みのオーダーで推移している。期中に売れ筋を追加生産・投入して上積みし、増収を目指したいところだが、「店頭状況が決して良くない」。先行...
ファッション専門学校生の就職意識調査 学生の注目企業、就職したい企業は?
2025/06/24
繊研新聞社が全国のファッション専門学校生(26年春卒業予定)約1150人に実施した「就職意識調査」で、「注目している企業」は3年ぶりにファーストリテイリング(FR)が首位となった。「就職したい企業」は2年ぶりにア...
総合アパレルメーカーの6月商況(速報値、売上高)は、月後半にかけて気温が上昇し夏物が活発に動いたが、一部商業施設のセール時期の後ろ倒しやインバウンド需要の減退などで全体としては低調だった。【関連記事】総合アパレル...
マリノアシティ福岡、24年の歴史に幕 跡地には三井不動産と共同で新施設
2024/08/19
福岡地所グループの商業施設、マリノアシティ福岡(福岡市、運営はエフ・ジェイエンターテインメントワークス)が8月18日、閉館した。最終日には大勢の客が詰めかけ、長年買い物などで親しんだ施設との別れを惜しんだ。跡地に...
オンワードパーソナルスタイルのオーダースーツブランド「カシヤマ」は、新規顧客獲得に成功し、実店舗の24年度売り上げが前年比1.5倍超になった。特に10~20代の新規客が56%増で、若年層や初回購入者を対象とした「...
アダストリア 素材開発部とR&D本部が連携強化
2025/07/07
アダストリアは素材軸の商品戦略を強化している。生産部と素材開発部がR&D本部と連携し、ブランドの特性やファッション性を加味した独自素材の開発と活用が進んできた。R&D本部内の情報データ分析チームが...
ワールドグループのエムシーファッション(以下MCF=旧三菱商事ファッション)は、「CFCL」を運営するCFCL(東京、高橋悠介代表取締役)に約2億5000万円を出資、業務提携した。MCFがCFCLの成長性を評価し...
しまむら 「10億円店」で変わる考え方 広域型SCへ出店拡大
2025/06/12
しまむらは今期テーマの「限界を改め更なる高みへ」に取り組んでいる。「これまで当たり前と思っていたことを見直している」(高橋維一郎社長)もので、一つは広域型SCなど出店立地の拡大。「考えていた限界」を超える売り上げ...
合繊の北陸産地、染色業がひっ迫し輸出で機会ロス 待遇改善の影響で生産量伸び悩む
2025/07/09
繊維産業の〝キーインダストリー〟と言われる染色加工業での課題が、国内テキスタイル生産のボトルネックになっている。特に化合繊テキスタイルの大半を生産する北陸産地では、円安も重なって輸出の引き合いが増しているが、スペ...
シロセット加工、24年は100万点割れ 「ウールが市場から無くなりつつある」
2025/06/18
ウールのスラックスやスカートなどの耐久性折り目加工「シロセット加工」の業者で組織する全国シロセット加工業協同組合によると、24年1~12月の加工数量は前年比37.1%減の90万8732点と初めて100万点の大台を...
国内合繊メーカー 撤退や譲渡が再び加速 構造改革続く背景は
2025/06/11
国内合繊メーカーが再び繊維事業の撤退や譲渡を加速している。過去何度もの構造改革を経て、近年は得意分野に絞り込んで事業を特化していた。ところが中国メーカーとの競合激化や市況低迷、コスト増などが重なって撤退が相次いで...
親子で同じ会社に勤める社員を訪ねました。子供が親の働く姿に憧れたり、親が職場を薦めたり――きっかけは様々ですが、企業の魅力と働きやすさを感じているからこそ「わが子を働かせたい」と思えるのではないでしょうか。3組の...
ANAPが「ベイシックス」を買収 取得額は1億5000万円
2025/06/10
ANAPは25年7月末に、AtoZ(東京、森川正規代表)からユニセックスブランド「ベイシックス」を取得する。取得額は1億5000万円。23年11月に提出した「上場維持基準への適合に向けた計画書」に基づく、ブランド...
にぎわう「ハルメクおみせ」 「おしゃれしたい」シニアから熱い支持
2025/07/01
シニア向けカタログ通販・店舗販売のハルメクの服が売れている。70歳を中心に65~75歳が対象。世代に特化した姿勢から生まれる服が、女性たちのおしゃれ心をがっちりとつかんでいる。通販が主だが実店舗「ハルメクおみせ」...
ユニチカ、事業譲渡で初の合意 セーレンは新規事業拠点でも期待
2025/06/23
ユニチカが昨年11月に繊維事業からの撤退と今年8月までの売却方針を発表して以来、初めての合意案件となった。セーレンは染色加工を祖業に、現在はカーシート、ファッション、メディカル、エレクトロニクスといった幅広い領域...
繊研新聞社が26年春卒業予定の服飾系専門学校生を対象に行った「ファッション意識調査」では、好きなブランドで「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が3年連続で1位。 よく買うブランドでは、「ジーユー」が23年以来の1位に...
高島屋の売上高トップ店舗・大阪店難波店長に聞く、これからの店作り
2025/06/27
24年度総額売上高は前期比13.7%増の1809億8100万円。2期連続で高島屋の売上高トップ店舗となった。今春、店長に就いた難波斉氏(常務取締役営業本部大阪店長)に、足元の状況とこれからの店作りについて聞いた。...
6月のファッション小売り商況 中旬以降に夏物売れる
2025/07/04
6月のファッション小売り商況(速報値、既存店売上高)は、気温が上昇した中旬から下旬にかけて夏物実需が活性化した。百貨店はラグジュアリーブランドなど高額品で、免税売り上げの落ち込みが続いたが、国内客の売上高は堅調だ...
26年春夏パリ・メンズファッションウィーク 自由で力強いショー
2025/07/02
【パリ=小笠原拓郎】26年春夏パリ・メンズファッションウィークは最終日、インディペンデントのデザイナーの楽しいコレクションが相次いだ。ファッションウィークはインフルエンサーを招いたマーケティングの役割よりも、本来...
ユニチカ セーレンにポリエステル繊維、重合事業を譲渡
2025/06/20
ユニチカは6月20日に開いた取締役会で、ユニチカおよび連結子会社の日本エステルのポリエステル繊維関連事業・重合事業に関して、セーレンと譲渡に向けた基本合意書を締結することを決議した。【関連記事】ユニチカ 地域経済...
「オニツカタイガー」 今期、売上高1200億円へ 直販強化が実る
2025/07/11
アシックスの「オニツカタイガー」の勢いが止まらない。19年度売上高455億円を23年度に上回り、24年度は954億円、25年度はさらに伸ばし1200億円を見込む。11年から推進してきたDtoC(消費者直販)モデル...
既存スポーツブランドに宣戦布告 本田圭佑氏が「mgh」設立
2025/06/16
世界中のスポーツブランドに宣戦布告――サッカー元日本代表の本田圭佑さんが創業メンバーに入るmgh(東京、黒飛功二朗代表)は、スポーツブランド「mgh」(エムジーエイチ)を立ち上げた。AI(人工知能)とDX(デジタ...
「ティックトックショップ」 アパレルの反応は? 安い手数料、販路に変化か
2025/07/02
バイトダンスが運営するショート動画プラットフォーム「ティックトック」に、EC機能を付与した「ティックトックショップ」(TS)が日本でのサービスを開始した。ティックトックは17年の日本進出以来、販促に活用するファッ...
総合アパレル5月商況 寒暖差で伸び悩み
2025/06/12
総合アパレルメーカーの5月商況(速報値、売上高)は、寒暖差が大きい不安定な気候で需要を捉えきれず苦戦した。気温に左右されにくいアイテムは売れた。(坂入純平)【関連記事】総合アパレル4月商況 軽衣料が不振、後半追い...
コムデギャルソンが東西に新店 顧客以外の新しい客層を獲得へ
2025/06/09
渋谷パルコはいわゆる80年代のDCブランドブームの聖地ともいえる商業施設。改装前は、渋谷の公園通りは人の流れは途絶え、商業施設としては厳しい状況が続いたが、改装と訪日客の増加を背景に今、新しい客層が来店している。...
24年の衣類国内供給量、過去20年で最低を更新 輸入浸透率は98.6%
2025/06/19
24年の衣類国内供給量は、コロナ禍の20年を下回った前年にも届かない最低水準となった。日本繊維輸入組合が公表した「日本のアパレル市場と輸入品概況2025」によると、国内供給量は前年比1.1%減の35億1204万9...
ルクア大阪「服の決まり手82手」 〝捨てる〟以外の選択肢を多彩に
2025/06/20
JR西日本SC開発は、コネル(東京)と共同で〝捨てる〟以外の選択肢を多彩に提案するプロジェクト「服の決まり手82手」を開始した。不用衣料品の回収方法を工夫するとともに、リセール、リユース、リサイクル、アップサイク...