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 子供服のジェニィ(大阪)は8月18日、自己破産を申請した。信用情報によると、負債額は約15億円。 同社は86年設立、自社ブランド「ジェニィ」を中心に「ジェニィラブ」「シスタージェニィ」などをSCに店舗展開し、EC...

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 【パリ=松井孝予通信員】化粧品の仏ロシェグループは9月4日、傘下の子供服ブランド「プチバトー」を米投資会社レジェントに売却すると発表した。88年以来傘下にあったが、ロシェは本業に集中する方針を今年1月に示していた...

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 【パリ=松井孝予通信員】伊ミラノ地裁は7月、LVMH傘下メゾン「ロロ・ピアーナ」に対し、1年間の司法管理措置を命じた。労働搾取が行われていた下請け先との取引を断ち切れなかった「組織的な怠慢」が理由で、同措置は企業...

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 福島市はここ数年で老舗百貨店の中合、イトーヨーカ堂が相次いで閉店し、中心市街地の大型店が消え、ファッション関連消費の仙台などへの流出が進んでいる。中心市街地ではイベントの強化などで来街者増に力を入れており、一部エ...

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空白エリアに イオンモール伊達が26年秋に開業する予定だ。福島市近辺はこれまで大型SCの空白エリアだっただけに、敷地面積16万9000平方メートル、賃貸面積6万2000平方メートル、さらにはホームセンター棟も併設さ...

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 東京・下北沢の古着屋が調整局面を迎えている。コロナ禍以降に200店舗超にまで膨張したが、最近では目抜き通りの大型店が閉業するなど異変が生じる。店舗の急増で客の争奪戦が激しくなり、売り上げが伸びず家賃をまかなえない...

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 日本経済は、長らく続いたデフレが終焉(しゅうえん)し、インフレがようやく定着してきました。今後は、デフレを経験したことがない世代が増えていく時代が到来していきます。筆者は、結果として、小売り・アパレル業界への事業...

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 アウトドアメーカーのナンガは10月、新オリジナルブランド「モドメント」を販売する。「エンジニアドガーメンツ」ファウンダーの鈴木大器氏をデザイナーに起用。国内のファッション販路を開拓するとともに、26年秋冬からは海...

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 アンドエスティホールディングス(HD)の中核事業会社でブランドリテール事業を担うアダストリアは、2400億円の売上高を30年に2800億円に拡大する。9月1日付で就任した北村嘉輝社長は「マルチブランド型の強みを生...

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 ベイクルーズは9月1日、単独株式移転により持ち株会社のベイクルーズグループホールディングス(HD)を設立した。グループの成長と経営管理体制の強化が狙い。ベイクルーズグループHD代表取締役CEO(最高経営責任者)に...

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 厚生労働省は、8月18日〝リカバリーウェア〟と呼ばれる一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」(血行促進用衣)としてPMDA(医薬品医療機器総合機構)に届け出された製品のうち、遠赤外線を輻射(ふくしゃ)する機能...

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 オンワード樫山元代表取締役社長の馬場彰(ばば・あきら)さんが8月5日に死去した。89歳。通夜・葬儀・告別式は近親者のみで行った。後日、お別れの会を行う予定。 1935年生まれ、神奈川県出身。58年樫山(現オンワー...

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 90年代後半から00年代にかけて、本紙にストリートスナップの記事をたびたび掲載していました。30年近く前の、都会の一瞬を切り取っただけの記事ではありますが、その背景を店や企業に取材し、ときには売り上げなどの数字も...

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 特定技能外国人を受け入れる国内縫製業が出てきた。24年4月、在留資格「特定技能1号」の工業製品製造業分野の新たな業種に縫製が追加されてから1年半。日本人技術者とともに国内の物作りを支え続けてきた外国人材が、これま...

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 シップスのEC主力ブランド「シップス・エニィ」が好調だ。トラッドとカジュアルの要素を取り入れたウェアを買いやすい価格で提供し、ファミリー層に支持が広がっている。20年にスタートし、25年2月期の売上高は35億円超...

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 縫製企業を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増している。原材料や物流費、人件費などの上昇に加工賃が追い付かない。主力としていた製品のOEM(相手先ブランドによる生産)は、一枚縫うごとに赤字となるような局面も。各社は...

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 「服が売れない」——そんな声を経営者や現場から頻繁に耳にするようになった。品質や価格の高いバランスだけでも選ばれにくくなった今、企業は「買いたくなる理由」をどう作るか頭を悩ませる。解の一つがアニメや漫画などのキャ...

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 良品計画の「無印良品」は、25年秋冬の商品企画と販売計画を見直した。前年は残暑で秋物実需の活性化が遅れたことを踏まえ、今季は秋の終わりまで長く着られるアイテムの投入を7~9月にかけて増やす。端境期に売る商品として...

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 日本の有力セレクトショップや百貨店のバイヤー、ディレクターが選ぶ「今の時代を引っ張る最もクリエイティブなデザイナーランキング」のインターナショナル(海外)部門は、ジョナサン・アンダーソンがレディス、メンズともに1...

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 米パタゴニアは22年、創業家が持つ全株式を非営利の環境団体などに譲渡した。これにより事業に再投資されない資金の全てが「地球を守る」ための配当金に回るようになった。それから3年。ビジネスを含む現状と今後をパタゴニア...

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 ユナイテッドアローズの自社レディスブランドを集積した新業態「エディット・ユナイテッドアローズ」の1号店が9月10日、大阪・梅田のグランフロント大阪南館1階にオープンした。【関連記事】新業態「エディット・ユナイテッ...

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 京都の中心部では今年に入り、四条通り沿いを中心にメーカーの直営路面店の出店が相次いでいる。国際的な観光地である京都は引き続き旺盛なインバウンド需要が見込める上、京都から日本発ブランドの世界的なイメージ発信も期待す...

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 ファミリーマートがデザイナーの落合宏理と共同開発する「コンビニエンスウェア」が売り上げを伸ばしている。24年度に売り上げ130億円に達していたが、3~7月は前期比60%増の推移となっている。 靴下やハンドタオルな...

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 テンガは9月3日、ゾゾタウンに公式ショップ「テンガ」を開設する。オリジナルのアパレル・雑貨のほか、これまで旗艦店限定としてきた協業アパレルをオンラインで初めて販売する。プレジャーアイテムを除く同社の様々なブランド...

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 ビッグブランドを中心に、インフルエンサーマーケティングが進む世界のファッションウィーク。固定したメンバーに閉塞(へいそく)感にも似た状況が漂う。そんな中、日本のブランドが存在価値を高めている。(小笠原拓郎編集委員...

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 繊研新聞社が毎年実施している「アパレル業績アンケート調査」。24年度(対象は24年度4月~25年度3月に迎えた決算期)は192社からの回答で、23年度と比較可能な190社の合計売上高は2.6%増。4年連続の増加だ...

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 地方都市を中心に中小規模の書店の閉店が深刻だ。若者の活字離れや電子書籍の普及で紙の出版物(書籍や雑誌)の市場規模は減少傾向にあり、全国の書店数も減り続けている。厳しい経営環境が続く中でも、くまざわ書店(東京都八王...

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 繊研新聞社の「第30回全国主要SCアンケート」で、百貨店やGMS(総合小売業)などの核店舗を含めた全館売上高を334施設が回答した。このうち前年と比較可能な332施設で292施設、88.0%、掲載した上位200施...

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 25年度の最低賃金が改定され、47都道府県すべてで時給1000円を上回ることになった。30年ほど前、初めて経験したアルバイトは確か時給650円だった。高校生だったあの頃の自分からすると、最低時給1000円超えは夢...

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 モリリンは、アパレルブランド「wjk」(ダブルジェイケイ)の事業を26年2月1日付でジャックス企画のグループ会社wjk(名古屋市)に譲渡する。 ブランド名、商品企画、販売ルート、オンラインストアなどの運営全般を継...

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