サステイナブル

《小笠原拓郎の目》京都エルメス展から考える物作りの継承 職人育てる時間と文化

2022/12/26

 エルメスが今秋、京都で開いた「エルメス・イン・ザ・メイキング」展を見て、物作りの環境をいかに守っていくのかを改めて考えさせられた。エルメスやシャネルといった企業は、自らのクリエイションを守るために、職人を育てクラ...

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アンドバイヤーが東京ビッグサイトで「フルギフェス」 若者ら1万人でにぎわう

2022/12/22

 一般社団法人のアンドバイヤー(ANDBUYER、東京)は12月18日、東京ビッグサイトで日本最大級の古着イベント「フルギフェス・ウィズ・ヴィンテージ・シティ」を実施した。若者をはじめ、古着を楽しむ人たちでにぎわい...



ハイケム トウモロコシ由来の「ハイラクト」が「エコプロ」展で高い評価

2022/12/15

 化学品商社のハイケムは、PLA(ポリ乳酸)繊維を使用した、次世代のサステイナブル(持続可能な)素材「ハイラクト」を、東京ビッグサイトで開かれた「エコプロ2022」に出展、同素材で作ったオリジナルコレクションやサテ...



フランス、衣料品の環境負荷表示を23年末に実施

2022/12/09

 【パリ=松井孝予通信員】テキスタイル・靴産業のエコロジー機関「リファッション」と仏エコロジー移行・地域結束省の持続可能な開発を推進する機関CGDDが、23年末にテキスタイル製品に導入される環境負荷表示についてガイ...



防水透湿素材が変わる フッ素膜、ポリウレタン膜が米欧で規制対象に

2022/12/06

 アウトドアウェアやカジュアルアウターに使われる防水透湿素材が変わりつつある。後押しするのはサステイナブル(持続可能な)の流れ。高機能なフッ素系膜を使った製品は25年から米カリフォルニア州で販売禁止となり、定番のポ...



【ファッションとサステイナビリティー】グリーンウォッシュ回避を カケンテストセンター・志賀聖氏に聞く

2022/12/02

 欧州委員会は今春、循環型経済に関する政策パッケージの一環として、持続可能な循環型繊維製品戦略を発表した。日本では環境省が環境主張を行う事業者などに対して「環境表示ガイドライン」を策定し、その順守を求めている。海外...



【ファッションとサステイナビリティー】欧米消費者の9割「服の買い方を変える」 “責任ある消費”移行も情報発信に課題

2022/12/02

 国際素材見本市を主催する仏プルミエール・ヴィジョン(PV)とIFM(フランスモード研究所)が今年、欧米5カ国(仏、独、伊、英、米)7000人に実施した「エコレスポンシブルファッションにおける新しい消費者行動」調査...



【ファッションとサステイナビリティー】重視されるトレーサビリティー 合繊分野で仕組み作りが進む

2022/12/02

 企業活動とSDGs(持続可能な開発目標)は切り離せなくなった。繊維・ファッション業界も事業を通じ、環境や社会、人権に関わる諸問題に対応しようとする動きが活発だ。社会的な企業価値も上がり、株主など投資家からの評価に...



【ファッションとサステイナビリティー】「良いものを長く」 アウトドア企業で修理サービス、再販売が加速

2022/12/02

 アウトドア企業を中心に、修理サービスの充実や、使用済み製品をリペアなどして再販売する動きが加速している。良いものを適切なケアで長く使い、着なくなったものは捨てずに別の人に譲ることを呼びかけ、消費者の行動変容を促す...



【ファッションとサステイナビリティー】SDGs軸の産学連携が活発

2022/11/30

 教育の現場でも主要テーマになったSDGs(持続可能な開発目標)。多くの教育機関がその達成に向け、環境や社会課題について考え、行動できる人材の育成に力を入れている。座学はもちろん、昨今は企業の協力を得て、実践の機会...