《めてみみ》半夏生
2020/07/03
夏至から11日目を日本の雑節で「半夏生」(はんげしょう)と呼ぶ。今年は7月1日にあたり、農作業の暦ではこの日までに田植えを終えておくことが良いとされてきた。半夏生を迎えると、まもなく梅雨明けと言われるが、今年の場...
コロナ禍で在宅時間が増えたことによってにぎわっているマーケットもある。ハンドメイド品を売買するオンラインサイトでは、おうち時間を豊かに暮らそうとする人たちが素材やデザインにこだわって作られた品々を購入している。 ...
とんだ返還記念日になった。香港の話だ。23年前、97年の7月1日、香港が英国から中国に返還された。その時約束された、香港に高度な自治や司法の独立などを認める「一国二制度」が骨抜きにされようとしている。 中国・全国...
「やる気がないのを認める」。アパレルや商社の人材育成制度の取材時、ある担当者の興味深かったコメントだ。 その会社は人材育成における評価基準が整備されていて、全職種の給与がその基準に連動する。皆が自己研鑽(けんさん...
90年代初めと記憶する。取材の合間に中国・武漢の市内を歩いていると、不用品を売る露店街があった。店先で一際目立つのが山積みの「毛沢東語録」。毛沢東が主導し、「文化大革命」と呼ばれた権力闘争の間、聖典に近い扱いをさ...
やっと「ウィズコロナ」や「ニューノーマル」という言葉にも耳慣れてきたが、日常生活や仕事のあり方がものすごいスピードで変わり、疲れ気味の方も多いのでは。記者もその一人。「そもそも新型コロナウイルスの影響っていつから...
オフィス街の某セレクトショップは5月末に営業を再開した。開店前の入念な掃除、営業中の試着室やレジ前のこまめな消毒などに加え、接客時には「距離を取り、あまりお声がけしない」よう徹底した。 ウイズコロナ対応の営業スタ...
今年の春は新型コロナウイルスの影響で、ファッション業界でも入社式を中止や延期にしたり、規模の縮小、ウェブ配信など例年と違う形で実施した企業が多かった。新人研修もリモートで行う企業が目立ち、入社したのに会社に行けず...
地方への移住が話題になっている。コロナ禍による外出自粛要請からリモートワークが広がり、従来型の働き方を見直す動きだ。当たり前のように毎日強いられてきた満員電車での通勤や、残業で遅くなり家族で一緒に夕食が取れない生...
国内の皮革卸が、消費者との接点を作る動きが目立ってきた。これまではどちらかというと、展示会でメーカーの担当者との会話にとどまっていた受注型のビジネスだが、革製品の需要が低迷している状況をなんとか打開しようと、消費...