コレクション・トレンド

アート作品にリンクした「カカ・カイリン」 25年春夏のテーマは「荘周夢蝶」

2024/08/30

 「カカ・カイリン」は、日本在住のアーティストの賀麟(ガ・リン)が23年に始めたレディスウェアとアクセサリーのブランドだ。アート作品を作ることの延長で、宇宙の真実を探求する意識を持って、人とのつながりを築くワードロ...

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シューズメーカーの戸田健太が代官山で個展 スニーカーを肉食主義に重ねる

2024/08/29

 シューズメーカーとして活動するアーティスト、戸田健太の個展「PROCESSED MEAT SHOP」が、代官山のセレクトショップ、カーブストアのギャラリーで9月2日まで開かれている。現代の消費社会を象徴するスニー...



【小笠原拓郎の聞かせて&言わせて】「セッチュウ」桑田悟史さん 洋服だけじゃなく文化も通して日本を代表していきたい

2024/08/29

 昨年、LVMHヤングファッションデザイナープライズ(LVMHプライズ)を受賞し、瞬く間に注目ブランドとなった。以降、プロダクトクオリティーを上げて、「セッチュウ」の世界を広げている。デザイナーの桑田悟史に物作りの...



《世界が注目した日本のテキスタイル》④ビンテージ/クラシック レトロでぬくもりある雰囲気

2024/08/29

 ビンテージ感のある風合いや加工はここ数シーズン続いており、古着人気も手伝って生地の表情だけでなく、色柄にもそうした要素が求められるようになってきた。温かみのあるクラシックな雰囲気のベロアなど起毛素材、色柄ではチェ...



若手の東京ブランド ニットを操り可能性広げる

2024/08/28

 若手の東京ブランドが、横編みの製品をベースにクリエイションの幅を広げている。糸を選んで一つの形にしていく手法は、工業ニットの生産背景でもオリジナリティーや付加価値を出しやすい。そこに面白さを感じて協業するニットの...



《世界が注目した日本のテキスタイル》③デニム 多彩な原料で本格的な表情

2024/08/28

 世界的な古着人気も手伝ってか、デニムへの関心が高まっている。ビンテージ感のあるセルビッジデニムはもちろん、特徴のあるサステイナブル原料を用いたものやウールなど素材バリエーションの幅も広がっている。【関連記事】《世...



国内デザイナーブランド秋冬の立ち上がり 久々に先物買いの動き

2024/08/27

 国内デザイナーブランドの24年プレフォール&秋冬の立ち上がりは、今すぐ着られるものだけでなく、久々に先物買いする動きが見られる。幾つかのブランドで、ツイードブルゾンやニットアイテムなどが動いている。デニムパンツな...



《世界が注目した日本のテキスタイル》②光沢/シアー 光の効果で生地に動き

2024/08/27

 光沢やシアーの生地の引き合いも強かった。欧米でのオケージョン需要は根強いものがあり、上質な原料や加工がもたらす光沢、透け感で動きのある華やかな印象を演出する。【関連記事】《世界が注目した日本のテキスタイル》①サス...



「ユースオブザウォーター」25年春夏 マンハッタンに通う人々のユニホームを再解釈

2024/08/26

 今秋冬デビューする「ユースオブザウォーター」は、伝統的な手法と、型にはまらない手法の両側面から現代のワードローブを構築する。デザイナーの上田碧は祖父が江戸甲冑(かっちゅう)師で、幼少期から物作りを身近に見て過ごし...



《世界が注目した日本のテキスタイル》①サステイナブル 上質、高級感かつ環境配慮

2024/08/26

 25~26年秋冬向け欧州素材見本市には、海外販路開拓を狙い新規も含め多くの日本企業が出展した。サステイナブル素材や日本ならではの合繊、デニム、独自加工など、海外に無い高付加価値テキスタイルに注目が集まった。(三冨...