リステア(高下浩明社長兼CEO=最高経営責任者)は、東京・神宮前にレディス、メンズのコンセプトショップ「221リステア」都内1号店を開いた。六本木の「リステア」顧客よりも若い20代に向け、ファッションやカルチャーを発信。「若い人に刺激を与えて、かっこいい大人になっていくような店にしたい」(高下社長)という。
同業態は、14年秋に出店した大阪のルクアの店舗に続き2店目。新商業施設のシックス・ハラジュク・テラス内にあり、キャットストリート近くの小道に面している。1、2階の2層で、1階がメンズとギフト感覚の雑貨、2階がレディスの売り場だ。店舗面積は約262平方㍍。
駅直結で幅広い層を意識した大阪店に対し、東京店は商品やブランド数をやや絞り、イメージを凝縮して伝える。レディスの構成は「ルシェルブルー」が8割、残りが買い付け品。「挑戦的なものづくりをする人材を育てたい」(柴田麻衣子クリエイティブディレクター)考えで、将来的にはニューヨークやロンドンにも出店したいため、日本やアジアの若手ブランドに焦点を当てる。
日本の「ファセッタズム」「ジョンローレンスサリバン」や香港の「エディション」などが揃う。秋以降はさらに買い付けが増え、全体の約3割になる予定。香港の「ジョーダン」、台湾の「セルフポートレート」などを投入予定だ。
1階のメンズは、自社の「エイチエル・エディー・ルーヴ」を中心に揃える。プロサーファー使用のサーフボードやアンプ、ギターを置き、カルチャーを感じさせる売り場だ。