イオンは既存アセットの活用に向け、新会社を設立した。ダイエーが関東で運営していたGMS(総合小売業)などを承継、SCに再生しようとしている。
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新会社はイオンCREソリューションズ(岡﨑龍馬社長)で、25年12月に設立した。「古くなったグループの商業施設を再評価する」(山﨑満寿取締役営業・リーシング担当)ことが役割。近畿での食品スーパーに事業領域を絞ったダイエーが、関東で運営していたGMSなど12店を承継、その再生に向けて事業を開始した。
承継したのはダイエー西台店(東京都板橋区)などで、すでに6月26日に「イオン西台」と、イオン名称のSCへの転換が始まっている。ただ、西台でも外装は変えたが、店揃えでは食品売り場をイオンリテール運営に切り替えたといったところで、本格的な刷新は順次となる。
イオンCREソリューションズは3年以内に営業キャッシュフローベースでの黒字化を目標にしている。焦点はSCとしての再生だ。旧店と比べて20~40%の売り上げ拡大を目指す。開業から40年以上という店舗年齢の高さなどの課題を乗り越え、3キロ圏内に40万人以上が住むというポテンシャルを生かす。直営をテナントに切り替えながら、飲食の強化や楽しさを打ち出し、シニアに偏っていた客層をファミリーなどに広げていく。
