赤ちゃん本舗は来期(24年2月期)から、デジタル戦略を本格化する。紙のチラシを1月に廃止し、アプリを中心にした顧客コミュニケーションに集中する。マーケティングオートメーションを活用したパーソナライズ提案に踏み込む。
(金谷早紀子)
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デジタル戦略は2年前から準備していたが、今期(23年2月期)にシステムを整備し、下期からテスト領域を拡大していた。出産予定日や子供の誕生日、居住地、購買履歴などのデータ分析を進めており、客の状況に合わせた販促を強化する。グループのセブン&アイ・ホールディングス(HD)の専門チームの知見も得る。