アンドワンダー×モンクレール ラグジュアリーと遊び心あふれるコレクション

2021/09/02 11:01 更新


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アンドワンダーで多用するリフレクター素材を表地に採用したダウンジャケット

 アウトドアブランド「アンドワンダー」が「モンクレール」と協業し、協業商品を9月2日に世界同時発売した。ダウンジャケットの「マヤ」などモンクレールの代表モデルに、アンドワンダーらしい素材やディテールをミックスさせ、ラグジュアリーで個性的なコレクションに仕上げた。東京・丸の内にある路面店などアンドワンダーの直営3店と公式オンラインショップ、国内外にあるモンクレール直営店、セレクトショップで限定販売している。

(杉江潤平)

 有力デザイナーと組むプロジェクト「モンクレール・ジーニアス」のうちの一つ、セルジオ・ザンボン氏が手掛ける「2モンクレール1952マン」で、両者のコラボレーションが実現した。共同開発したのは10アイテム。ダウンジャケットやソフトシェル、スウェットシャツ、Tシャツといったウェアだけでなく、バックパックなど雑貨類もある。

 どれも両ブランドの良さをうまく掛け合わせている。リフレクター素材を多用するアンドワンダーの特徴を生かし、1952の代表的なダウンジャケットである「デルボー」を同素材で作った(税込み24万8600円)。一方、アンドワンダーで定番の30リットルのバックパック(税込み10万100円)は、モンクレールのダウンジャケット特有の光沢のある表地とダウンによる膨らみを再現。ラグジュアリーで遊び心あふれるコレクションになった。

 コラボレーションのオファーは、モンクレール側から。ザンボン氏が5年前に旅行で日本を訪れた際、売り場でアンドワンダーを見つけ、一瞬でほれ込んだ。アンドワンダーの中田浩史社長は、「寝袋など山で過ごすための製品を70年も前から作るモンクレールは、正に『山の先輩』。そのブランドが、誕生してまだ10年の我々にフラットに声を掛けてくれたのは、『山の仲間』と認めてくれたようでうれしかった」と話す。

両ブランドのロゴと読みがカタカナで描かれたスウェットシャツ(税込み10万5600円)

■尊重し仕事する技

 アンドワンダーのデザイナーの2人も手応えを得ている。森美穂子さんは「対面でのやり取りはできなかったが、サンプルのやり取りでモンクレールのクリエイターと通じ合えた」と話す。例えばアンドワンダーが「こんな付属を作りたい」と提案すると、モンクレールは「2歩、3歩先を行く」ようなアレンジを加えて新たな付属品まで作ってきたという。池内啓太さんも、「常にこちらが依頼した以上のものを返してくれた。ブランドのDNAを尊重しながら、一緒に仕事をしていく技を持っていると感じる。彼らから『こういうのが売れるから作ろう』なんて言葉は一度も出なかった」と振り返る。

アンドワンダーのデザイナー、池内さん(左)と森さん

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