婦人帽子ブランド「アシーナニューヨーク」は20~21年秋冬、ヘッドアクセサリーのラインを出す。「帽子ブランドならでは」の要素を盛り込み、全てハンドメイドで仕上げる。
これまでもカチューシャを単発で作ったことはあったが、ラインとしてアイテムをまとめて出すのは初めて。ラビットファーのフェルトやミンク、「スワロフスキー・クリスタル」など、帽子で使っている素材を使い、ブランドらしい上品さはありつつ、ドレッシーになり過ぎないようにした。「日常で使ってほしい」という。
全て日本で作る。職人が素材をハンドカットし、カチューシャ本体のヌバックも一本一本手で巻いている。装飾部分は動かないように固定し、裏にブランドロゴを入れた。ポーチとしてリユースできるロゴ入りパッケージに入れて販売する。
20~21年秋冬は、ドット柄とダイヤモンド柄のチュールのタイプのほか、ミンクとシルクとスワロフスキー・クリスタルを組み合わせたタイプ、ハンドステッチを入れたフェルトのタイプなどを出す。1万4000~1万8000円。一部、ブライダルを意識した白色のアイテムもある。
販路はセレクトショップと百貨店を中心とし、8月下旬から販売する予定。