長い歴史を持つバッグ・靴ブランド 顧客の高齢化に対応、若年層も取り込む

2025/12/03 13:00 更新有料会員限定NEW!


 長い歴史を持つ国内のバッグや靴ブランドが新規客や販路開拓に力を入れている。ブランドと共に進む顧客の高齢化対応や売り上げ拡大を狙い、若年層の開拓などが欠かせない。新ブランド立ち上げや商品開発、新たな施策など、取り組みを強める企業が目立つ。

既存とすみ分け

 土屋鞄製造所は24年7月に20~30代をメインターゲットにしたバッグ「アティテュ」をスタートした。主力の革製品「ツチヤカバン」は顧客年齢が年々上がっており、現在は40代前半が中心客層だ。

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