日本・バングラデシュEPAが大筋合意 衣類輸入の無関税維持

2025/12/23 18:00 更新有料会員限定NEW!


 日本政府はバングラデシュとの経済連携協定(EPA)が大筋合意に至ったと公表した。日本政府は、バングラデシュが後発開発途上国(LDC)を卒業する26年11月までにEPAの締結を目指し交渉を進めていた。両国のEPA合意によって、衣類を中心とした輸入での無関税措置が維持され、サプライチェーン安定に寄与することになる。今回のEPA合意は、物品の関税だけでなく、投資、電子商取引、政府調達、知的財産、国有企業、補助金、競争、労働、透明性など、企業活動の前提となるルールが一体で整備される。

(北川民夫)

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 バングラデシュからの衣類輸入は、重量ベースで23年(1~12月)は前年比4%減(6万9606トン)、24年(1~12月)は0.6%減(6万9210トン)となっている。25年上期(1~6月)は前年同期比16.6%増(3万7104トン)。25年1~10月は7.2%増(6万2909トン)で推移している。

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